エンディングノートとは、自分の意思や大切な情報を記録し、家族や親しい人に伝えるためのノートです。法的拘束力はありませんが、以下のような目的で書くことができます。
エンディングノートを書く目的
- 家族への負担を軽減する
- 突然の出来事があったとき、家族がどのように対応すればよいかを明確にする。
- 財産や保険、連絡先などの情報を整理し、家族が困らないようにする。
- 自分の意思を明確に伝える
- 医療や介護についての希望を記録し、万が一のときに自分の望む選択がされるようにする。
- 葬儀やお墓についての希望を記しておく。
- 人生の振り返りと感謝の気持ちを伝える
- 大切な人へのメッセージを残し、感謝の気持ちを伝える。
- 自分の人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけにする。
エンディングノートを書くときのよくある悩みと解決策
エンディングノートを書こうと思っても、「何を書けばいいのかわからない」「途中で挫折してしまう」「家族にどう伝えればいいのか不安」など、さまざまな悩みを抱える方がいます。そこで、書く際の悩みとその解決策を紹介します。
1. 何を書けばいいのかわからない
基本項目から書き始める
エンディングノートは完璧でなくても大丈夫です。まずは以下の基本情報から書き始めるとスムーズです。
- 氏名・生年月日・住所
- 緊急連絡先
- 健康保険・年金情報
- 延命治療の希望
- 預貯金や保険の情報
最初からすべてを書こうとせず、少しずつ書き足していくことを意識しましょう。
2. 書くことが多すぎて挫折してしまう
小さなステップで進める
エンディングノートは一気に完成させる必要はありません。次のように、テーマごとに分けて書くのがおすすめです。
- 【第1週】基本情報や連絡先を書く
- 【第2週】医療・介護の希望を記入する
- 【第3週】財産の情報を整理する
- 【第4週】葬儀やお墓について考える
- 【第5週】家族や大切な人へのメッセージを書く
少しずつ書き進めることで、無理なく完成を目指せます。
3. 家族にどう伝えればいいのか不安
自然なタイミングで話す
エンディングノートは自分だけのものではなく、家族が活用できることが重要です。伝えるタイミングとしては、
- 健康診断の結果を話すとき
- 年末年始やお盆など、家族が集まるとき
- 相続や終活の話題が出たとき
「もしものときに迷わないように書いたよ」と伝えると、自然に話しやすくなります。
4. 書いたけれど、どこに保管すればいいかわからない
安全な場所に保管し、家族に伝える
エンディングノートは紛失しないよう、安全な場所に保管しましょう。
- 家の中で分かりやすい場所(引き出し・書類ケース)
- デジタルで保存し、家族に共有する(パスワードも伝えておく)
保管場所を家族に伝えることが大切です。
まとめ
エンディングノートは、「完璧でなくてもよい」「少しずつ書けばよい」「家族と共有することが大切」というポイントを押さえると、スムーズに書けるようになります。まずは気軽に書き始めてみましょう。


