「香典袋にどんな言葉を使えばよいか分からない…」
「法要のあいさつで、丁寧な言葉を使いたい」
そんな悩みをお持ちの方へ向けて、この記事では仏事の場にふさわしい四字熟語を10個ご紹介します。
意味や使い方、ふさわしい使用シーンも解説しているので、どんな場面でも安心してご利用いただけます。
第1章:仏事や法要で四字熟語が重宝される理由
法要やお悔やみの場は、言葉の選び方ひとつで印象が大きく変わる、繊細な場面です。
その中でも四字熟語は、「簡潔で美しい」「形式を大切にできる」「日本語らしい深みがある」といった点から、仏事の表現に多く用いられています。
また、あまり長々と語ることが控えられる場面において、四字熟語は短くても心を込めて気持ちを伝えられる便利な表現です。

第2章:仏事・法要にふさわしい四字熟語10選
四字熟語は、その意味や響きによって場の雰囲気や想いを的確に伝えることができます。ここでは、仏事・法要の場に適した四字熟語とその意味、使い方、使用シーンを用途別にご紹介します。
【格式ある表現】
哀悼之意(あいとうのい)
- 意味:深い悲しみと追悼の気持ちを表す
- 使用例:「ご逝去に際し、心より哀悼之意を表します。」
- 使用シーン:弔電・弔辞・お悔やみ状
冥福祈願(めいふくきがん)
- 一言メモ:「冥福をお祈りします」を丁寧に言い換えた、祈りを込めた定番表現
- 意味:亡くなった方の安らかな冥界での幸せを祈る
- 使用例:「故人の冥福を心より祈願いたします。」
- 使用シーン:香典袋・弔電・法要の挨拶
【祈りと平穏を込めて】
安穏無事(あんのんぶじ)
- 意味:心穏やかに、平和で無事な状態
- 使用例:「ご家族皆様が安穏無事に過ごされますようお祈り申し上げます。」
- 使用シーン:お悔やみ状・法要の挨拶
永遠不滅(えいえんふめつ)
- 意味:永遠に変わることなく存在し続ける
- 使用例:「故人の功績は永遠不滅であり、私たちの心に残り続けます。」
- 使用シーン:弔辞・追悼文
謹んで哀悼(つつしんであいとう)
- 意味:慎み深く、悲しみと追悼の意を表す
- 使用例:「謹んで哀悼の意を表します。」
- 使用シーン:香典袋・お悔やみ状
【人柄をしのぶ表現】
慈悲深厚(じひしんこう)
- 意味:深く思いやりと慈しみの心をもって生きた様子
- 使用例:「故人の慈悲深厚なお人柄が偲ばれます。」
- 使用シーン:弔辞・追悼文
心静平穏(しんせいへいおん)
- 意味:心が静かで落ち着いている様子
- 使用例:「心静平穏なる日々をお過ごしになられたと伺っております。」
- 使用シーン:法要の挨拶・追悼文
【式の雰囲気を伝える表現
霊前供養(れいぜんくよう)
- 意味:亡き人の霊に対して供養の心を捧げる
- 使用例:「霊前供養の意を込めて、ささやかながらお花をお供えいたします。」
- 使用シーン:香典・供花のメッセージ
静寂尊厳(せいじゃくそんげん)
- 意味:静かで厳かな雰囲気、尊い空間
- 使用例:「静寂尊厳な式に参列できたことを、心より感謝しております。」
- 使用シーン:法要の感想・あいさつ文
合掌礼拝(がっしょうらいはい)
- 意味:手を合わせて敬意と祈りを捧げること
- 使用例:「合掌礼拝をもって、心よりお悔やみ申し上げます。」
- 使用シーン:香典袋・手紙・供花
第3章:使用時の注意点とマナー
四字熟語を使う際には、以下のような点に注意しましょう。
- 場面に合った表現を選ぶ:弔辞・香典袋・お悔やみ状など、それぞれの用途に応じて慎重に。
- 相手との関係性を配慮する:あまり格式張りすぎず、親しみのある言葉も場合によっては好まれます。
- 忌み言葉を避ける:「重ねる」「続く」「再び」など、死を連想させる言葉は避けるのが一般的です。
第4章:目的別・四字熟語の選び方ガイド
四字熟語には、さまざまな雰囲気や意味合いがあります。場面や気持ちに応じて使い分けると、より気持ちが伝わりやすくなります。
- フォーマルにしたい場合:哀悼之意/謹んで哀悼/永遠不滅
- やさしさ・祈りを込めたい場合:冥福祈願/安穏無事/合掌礼拝
- 故人の人柄を偲びたい場合:慈悲深厚/心静平穏
- 式典や場の雰囲気を表す場合:静寂尊厳/霊前供養
第5章:想いを伝える、たった一言の力
四字熟語は、形式的なだけでなく、相手の心に深く響く力を持った言葉です。
どんな言葉を選べば、故人への敬意とご遺族への思いやりを伝えられるか——
それを考える時間そのものが、まさに「供養」の一つかもしれません。
ぜひ、ご自身の言葉にふさわしい四字熟語を見つけ、大切な想いを丁寧に届けてください。
迷ったときは、「形式・祈り・人柄・雰囲気」の4つの軸で考えてみてください。
あなたの想いに最も近い四字熟語が、きっと見つかるはずです。
まとめ:大切な想いを四字熟語に込めて
仏事や法要の場では、言葉の選び方に悩むことが多いものです。そんなとき、四字熟語は簡潔ながらも敬意や祈り、思いやりを込めた表現として心強い味方になります。
この記事で紹介した四字熟語10選は、それぞれに意味と場面に応じた使い方があります。大切なのは、故人やご遺族への「想い」がきちんと伝わる言葉を選ぶことです。
不安や迷いがあるときは、この記事を参考にしながら、あなたの心にしっくりくる表現を見つけてみてください。たった一言でも、真心がこもった言葉は必ず伝わります。
▼あわせて用意しておきたい:香典袋や筆ペン
丁寧な四字熟語を添えた香典袋を用意するなら、書き心地の良い筆ペンや宗派に合った不祝儀袋をそろえておくと安心です。
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