介護が必要になったとき、まず悩むのが「介護ベッド選び」です。種類や機能、レンタルと購入の違い、費用など、初めての方にとっては分からないことだらけ。本記事では、介護ベッドを選ぶ際に失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
介護用ベッドの選び方とポイント案内
介護用ベッドとは?基本の種類・タイプを解説
介護用ベッドは、介護が必要な高齢者や障がいを持つ方のために作られた、安全性と快適性を重視したベッドです。大きく分けて以下の3種類があります:
- 電動ベッド:リクライニングや高さ調節がボタンででき、介護の負担を軽減。寝たきりの方や日常的な介助が必要な方に最適です。
- 手動ベッド:コストは抑えられますが、調整に力が必要。介護者のサポートが十分にある環境に向いています。
- 簡易型ベッド:短期利用やスペースが限られている場合に適しています。一時的な介護や来客用として活用されます。
使用者の状態や介護者の負担を考慮して、適したタイプを選びましょう。
利用者に合わせたサイズ・仕様・機能の選び方
介護ベッドは「本人に合っているか」が最も重要です。選ぶ際は以下の点に注意しましょう。
- サイズ:標準(90cm幅)、セミダブル(100cm以上)など。体格に応じて選択。
- 機能:背上げ、足上げ、高さ調節など。日常の動作をサポートできる機能を重視。
- 使用場所:部屋の広さや段差の有無も考慮が必要です。
介護ベッド選びで失敗しないための安全・安心ポイント
安全性を確保するためのチェックポイントは以下の通りです。
- サイドレール:転落防止に必須。しっかり固定できるものを。
- ストッパー付きキャスター:移動・固定が簡単で安全性が高い。
- 停電時対応:停電でも最低限の操作ができるモデルがおすすめ。
介護ベッドのおすすめメーカー&シリーズ比較
人気ランキング上位のパラマウントベッド・フランスベッド・インタイム
- パラマウントベッド:医療現場でも採用される高機能モデルが人気。操作性・安全性が高評価。
- 人気製品:楽匠プラス
- フランスベッド:デザイン性と機能性のバランスが良く、家庭用として定番。
- 人気製品:レステックスシリーズ、スマートケアベッド
- INTIME(インタイム):スタイリッシュな見た目とスマート機能が特徴。
- 人気製品:インタイム1000シリーズ、インタイム3000シリーズ
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介護ベッドのレンタルと販売どちらがいい?
介護保険を使ったレンタルの料金・ご利用方法・案内
要介護認定を受けている方は、介護保険を利用して介護ベッドを1割〜3割負担でレンタル可能です。
- 月額料金:1,000〜2,000円程度(自己負担分)
- 手続き方法:ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談
- 利用条件:要介護2以上が原則
店舗・通販での販売/注文・配送・設置の流れ
- 店舗購入:実物を見て選べる。専門スタッフの説明も受けられる。納品まで数日〜1週間程度。
- 通販購入:比較的安価で種類が豊富。設置サービスがあるショップも。注文から設置まで1週間〜10日程度。
- 設置の流れ:注文→配送→組立設置(有料・無料は店舗による)。設置スペースの確保や段差の確認が重要です。
レンタルのメリット・デメリットと利用者の注意点
メリット
- 費用負担が少ない
- 故障時の交換が無料
- 短期間の使用に最適
デメリット
- 長期使用なら購入の方が割安
- モデルが限定される
- 衛生面が気になる方も
介護ベッドの機能・付属品を徹底解剖
電動ベッドのリクライニング・モーター・ボタン・操作方法
電動ベッドには以下の操作機能があります:
- リクライニング機能:背中・脚を個別に調整可能
- モーター数:2モーター(背・脚)、3モーター(高さも調整可)
- リモコン操作:有線・無線タイプがあり、高齢者でも簡単に使える設計が多数
マットレス・マット・寝具やサイドレールなど付属品選び
- マットレス:体圧分散性が高いものがおすすめ。床ずれ防止タイプもあり。
- サイドレール:取り外し・長さ調整が可能なものを選ぶと便利。
- 寝具類:洗える素材、通気性、厚みなどもチェックポイント。防水カバーや軽量掛け布団も人気です。
コンセント・収納・組立・安全機能について
- コンセント:スマホ充電やライト接続などに便利な内蔵型もあり。
- 収納スペース:ベッド下に収納付きモデルも。寝具や日用品を収納可能。
- 組立・分解のしやすさ:引っ越しや移動の可能性があるなら重要。
- 安全機能:自動停止、障害物検知など、安全性を高める機能も注目。
介護ベッドの料金・価格・補助金の活用
レンタル・販売それぞれの料金・販売価格・非課税について
- レンタル:介護保険適用で月額数千円(条件あり)
- 販売価格:5万〜30万円程度
- 非課税制度:福祉用具としての要件を満たせば消費税免除対象に
補助金・介護保険・福祉用具の制度と申請案内
- 介護保険:要介護2以上で対象となることが多い
- 日常生活用具給付制度:市区町村によって支援内容が異なる(例:東京都は月額上限あり、横浜市は一部助成)
- 申請手続き:役所や地域包括支援センターを通じて相談・申請。各自治体の公式HPや窓口で詳細を確認しましょう。
料金比較と予算で選ぶ際のポイント
- 短期利用:レンタルがおすすめ
- 長期利用:購入を検討。予算10万〜20万円が目安。
- 中古品の活用:衛生面に注意しつつ、コスト削減可能
まとめ:自分に合った介護ベッドを選ぶために
介護ベッドは、利用者の快適な生活と介護する側の負担軽減のために欠かせないアイテムです。選ぶ際は「利用者の状態に合ったタイプや機能を選ぶこと」「安全性や設置場所の確認」「レンタルと購入の違いや費用の把握」が重要です。
また、介護保険や補助制度を上手に活用することで、費用を抑えながらも適切なベッドを選ぶことができます。メーカーごとの特徴や使い勝手も比較しながら、使う人にとって最適な1台を見つけましょう。


