高齢者の転倒事故の約4割は夜間に発生しているといわれています。原因の多くは、視力の低下やトイレへの移動中の暗がり、足元の段差などによるものです。
暗い廊下やトイレへの移動中、わずかな段差や物につまずくことが大きなケガにつながることもあります。
また、家族や介護者にとっても「夜間に転倒しないか心配」という不安は尽きません。だからこそ、夜間でも安心して歩ける照明環境づくりが大切です。この記事では、介護にも使える高齢者向け照明・センサーライトを厳選して紹介します。
高齢者向け照明・センサーライトの選び方

明るさと照度の目安
夜間照明の理想は「足元がしっかり見える程度」。照度はおおよそ20〜50ルクスを目安にしましょう。明るすぎると睡眠を妨げ、暗すぎると段差を見落としやすくなります。
設置場所のポイント
転倒防止には、以下の場所に重点的に照明を設置すると効果的です。
- ベッドサイド(起床時にすぐ足元を照らす)
- 廊下・階段(移動経路を明るく保つ)
- トイレ入口(夜間トイレ時の転倒防止)
- 玄関や脱衣所(段差や濡れた床での事故防止)
電源タイプと設置方法
- コンセント式:明るく安定して使用できる定番タイプ。
- 電池式:工事不要でどこでも設置可能。
- USB充電式:エコで繰り返し使える便利な仕様。
機能面のチェックポイント
- 拡散カバー付き:まぶしさを抑え、やわらかい光で安心。
- 停電対応機能:災害時や停電時にも自動で点灯するタイプが便利。
おすすめ照明・センサーライト5選
1. アイリスオーヤマ LEDナイトライト(人感・明暗センサー付き)
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- 特徴:人の動きと明るさを感知して自動点灯・消灯。
- 電源タイプ:コンセント式。
- おすすめ設置場所:廊下・トイレ・寝室。
- 照度:約30ルクス。
- 価格目安:約1,200円。
2. パナソニック フットライト(明るさセンサー付き)
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- 特徴:足元をやわらかく照らす低位置ライト。明るさセンサーで自動点灯。
- 電源タイプ:コンセント式。
- おすすめ設置場所:階段や廊下の壁面。
- 照度:約40ルクス。
- 価格目安:約4,000円。
3. サンワダイレクト 充電式LEDセンサーライト(マグネット付き)
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- 特徴:充電式で配線不要。冷蔵庫や金属面にも簡単装着。
- 電源タイプ:USB充電式。
- おすすめ設置場所:玄関・キッチン周り。
- 照度:約50ルクス。
- 価格目安:約3,500円。
4. オーム電機 足元灯 コンセント直挿しタイプ
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- 特徴:夜間に自動で点灯。プラグ式で常時通電。
- 電源タイプ:コンセント式。
- おすすめ設置場所:ベッド横・廊下。
- 照度:約20ルクス。
- 価格目安:約800円。
5. 無印良品 LED持ち運びできるあかり(充電式)
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- 特徴:コードレスでどこにでも持ち運べる。やさしい光で眩しくない。
- 電源タイプ:充電式。
- おすすめ設置場所:寝室・トイレ・非常時の持ち歩き用。
- 照度:約25ルクス。
- 価格目安:約7,900円。
夜間照明を効果的に使うコツ
- □ 光の色は「電球色(暖色)」を選ぶと、夜間でも安心感が高い。
- □ ベッド周辺には段差を避けて設置する。
- □ 点灯時間を調整し、必要な時だけ明るくする。
- □ 光の向きを壁側に向けて、まぶしさを軽減。
- □ 電池・充電切れを定期的にチェック。
- □ 寝る前にライトをテストして動作確認を習慣にする。
- □ トイレや廊下など、連続して通る動線上に複数設置するとより安全。
💡 ワンポイント:光の色と明るさを工夫することで、転倒防止だけでなく快眠と安心感の両立が可能です。
まとめ:家族も安心できる夜の環境づくりを
高齢者にとって夜間照明は、単なる明かりではなく安心と自立を支える存在です。
介護にも使えるセンサーライトや持ち運び式の照明を取り入れることで、家族も安心して夜を過ごせます。
また、季節や環境に合わせて照明の明るさや配置を見直すことで、より安全で快適な空間づくりができます。
安全でやさしい灯りが、穏やかな暮らしを支える第一歩となるでしょう。





