火葬とは?費用・時間・流れをわかりやすく解説|初めてでも安心のガイド

身近な人とのお別れが近づいたとき、何をどう準備すればいいのか分からず、不安で胸がいっぱいになることもあります。
「火葬ってどんな流れ?」「費用はどのくらい?」「どれくらい時間がかかるの?」そんな疑問や戸惑いを少しでも軽くできるように、この記事では火葬の流れ・費用・時間をやさしく解説します。
この記事が、あなたが安心してお見送りの準備を進めるための小さな支えになれば幸いです

火葬とは?日本における一般的な葬送方法

火葬とは、故人の遺体を炉で焼いて骨にする葬送の方法です。
日本では仏教文化の影響を受けて古くから火葬が行われており、現在では全国の約99%以上が火葬による葬送となっています。

かつては土葬も多く行われていましたが、衛生面や土地不足の問題から、現在は火葬が主流となっています。

火葬にかかる費用の目安

公営火葬場と民営火葬場の違い

火葬費用は、火葬場の運営主体によって大きく異なります。

種類特徴費用の目安
公営火葬場市区町村などが運営。住民は安価または無料。無料〜3万円前後
民営火葬場葬儀社などが運営。設備やサービスが充実。5万円〜15万円前後

たとえば、東京都内では公営施設の「臨海斎場」が約4万円前後、民営の火葬場では10万円を超えるケースもあります。

🔹 ポイント
故人が住民登録していた自治体内の火葬場を利用すると、住民料金が適用されることが多いため、費用を抑えられます。

直葬プラン・家族葬プランの費用例

火葬のみを行う「直葬(火葬式)」では、葬儀社を通した場合でも15万〜30万円程度が目安です。
家族葬や一日葬など、火葬を含むプランにすると60万〜120万円前後が一般的です。

火葬にかかる時間の目安

火葬の所要時間は、およそ60〜90分程度が一般的です。
火葬炉の性能や、体格・棺の材質などによっても多少前後します。

工程内容所要時間の目安
火葬(燃焼)炉の中で焼却約60分
冷却炉を冷ます・焼骨を冷ます約10〜20分
収骨遺族が骨を拾う約20分

合計すると、全体で1時間半〜2時間前後を見ておくと安心です。
都市部では混雑により待ち時間が発生することもありますが、地方の施設では比較的スムーズです。

火葬当日の流れ(例:午前中のスケジュール)

時間帯内容
9:00火葬場到着・受付
9:15炉前でお別れ
9:30火葬開始(約60分)
10:30休憩・控室で待機
11:00収骨・火葬証明書受け取り

火葬を行うには、事前に市区町村で「火葬許可証」を取得する必要があります。
火葬証明書は、遺骨を納骨する際に必要となるため、葬儀社または遺族が大切に保管しておきましょう。

宗教・宗派による違い

火葬の前後に行う儀礼(読経・祈祷など)は宗派によって異なります。
仏教では炉前読経、神道では玉串奉奠、キリスト教では祈りの言葉を捧げるなど、それぞれの形式があります。

宗派や地域によって慣習が異なるため、事前に葬儀社や寺院へ確認しておくと安心です。

火葬後に行うこと|納骨・法要・手続きの流れ

火葬が終わった後は、次のような流れで供養や手続きを行います。

  1. 火葬証明書を受け取る
  2. 遺骨を納骨先(お墓・納骨堂など)へ安置
  3. 四十九日法要や一周忌などの供養を行う
  4. 戸籍の除籍・年金・保険などの手続きを済ませる

火葬費用を抑える方法

火葬にかかる費用は工夫次第で抑えることができます。

  • 公営火葬場を利用する
  • 通夜・告別式を省く「直葬(火葬のみ)」を選ぶ
  • 棺・骨壺をシンプルなものにする
  • 安置日数を短くする
  • 自治体の葬祭費給付金制度を活用する

💡健康保険加入者には、「葬祭費」として5万円程度の給付が出るケースがあります。
詳しくは市区町村の担当窓口に確認してみましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 火葬に必要な手続きはありますか?
A. 役所で「死亡届」を提出し、「火葬許可証」を発行してもらう必要があります。葬儀社が代行してくれる場合もあります。

Q2. 火葬の待ち時間はどのくらい?
A. 都市部では混雑することがあり、火葬まで2〜3日待つこともあります。地方では比較的スムーズです。

Q3. 火葬だけを行うことはできますか?
A. はい。「直葬(火葬式)」という形式で行うことが可能です。通夜や告別式を省く分、費用を抑えられます。

まとめ|火葬を正しく知って、後悔のないお見送りを

火葬は、葬儀の中でも必ず行われる大切な儀式です。
費用や時間、流れを事前に知っておくことで、慌てず、心を込めて故人を見送ることができます。

  • 火葬費用の目安:公営は無料〜3万円、民営は5〜15万円
  • 所要時間:約1.5〜2時間
  • 宗派による違いも確認を
  • 早めの情報収集でスムーズな準備を

「どの火葬場を利用すればいいかわからない」「直葬プランの見積もりを取りたい」方は、
葬儀社の無料相談窓口や自治体の火葬場担当窓口に問い合わせてみましょう。

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