「仕事も大切。でも、親の介護も見過ごせない」そんな葛藤を抱えている方は多いのではないでしょうか。
現代の日本では、働き盛りの世代が親の介護を担うことが当たり前になりつつあります。とはいえ、日々の業務に追われる中で、突然の介護への対応や制度の情報収集は大きな負担に。
この記事では、働きながら親の介護を両立するために役立つ制度や実践的な工夫、さらには体験談を交えて、今日から一歩踏み出すためのヒントをわかりやすくお届けします。
働きながら親を介護する人が増えている理由と直面する3つの課題
「急に親の介護が始まり、何から手をつけていいか分からない」 「会社にどう切り出せばいいのか分からず、一人で抱えてしまっている」そんな声をよく聞きます。
実際、令和4年の厚生労働省「就業構造基本調査」によると、仕事を続けながら介護を行っている人は全国に約329万人にのぼり、年々増加傾向にあります。
さらに、毎年約10万人が介護を理由に離職しているという総務省のデータもあり、これは大きな社会問題となっています。
働きながら介護を続ける際の主な課題
- 職場への相談・配慮が難しい
「介護を理由に評価が下がるのでは」といった不安から、職場に打ち明けられず、対応が遅れるケースも。 - 制度や支援情報の把握が不十分
介護休暇・介護休業・時短勤務・在宅ワークなど使える制度があっても、知らずに損をしている人が多数。 - 精神的・身体的な負担が蓄積する
日中は仕事、夜は介護。自分の時間が持てず、うつや体調不良を招くことも。
このような現状だからこそ、制度の知識を持ち、周囲と連携し、「ひとりで抱えない介護」を目指すことがとても重要です。
働きながら介護を続ける1日のイメージ
介護と仕事の両立・ある1日の例
| 時間帯 | 活動内容 |
|---|---|
| 6:30〜7:30 | 起床・親のトイレ誘導・朝食準備・服薬確認 |
| 8:00〜9:00 | 親のデイサービス送り出し・自分の出勤準備 |
| 9:00〜17:00 | 仕事(在宅勤務 or 出社) ※昼休憩中に親のデイサービス先へ電話確認 |
| 17:30〜18:30 | 親の帰宅対応・夕食準備・バイタルチェック |
| 19:00〜20:00 | 一緒に夕食・家事・入浴サポート |
| 21:00〜22:00 | 翌日の準備・自分の自由時間・就寝 |
※デイサービスがない日は、訪問介護・家族との連携・有休や時短を活用。
このように「仕事と介護」を並行するには、時間配分の工夫と制度の活用がカギです。
介護と仕事の両立を助ける7つのポイント

1. 介護休暇・介護休業制度の活用
厚生労働省が定める「介護休業制度」を使えば、家族1人につき通算93日までの休業が可能です。また、1年に5日まで取得できる「介護休暇」もあり、柔軟に利用することで突発的な事態にも対応できます。
2. 時短勤務・フレックスタイム制度の利用
介護と仕事を両立するうえで、勤務時間の柔軟性は非常に重要。育児同様、介護を理由とした時短勤務制度のある企業も増えてきており、朝夕の介護時間を確保しやすくなります。
3. テレワーク・在宅勤務の導入
自宅で仕事をすることで、移動時間の削減や、介護者の様子をこまめに確認できるメリットがあります。週に数回でもテレワークを活用することで心身の負担を軽減できます。
4. 介護保険サービスの上手な組み合わせ
訪問介護、通所介護(デイサービス)、ショートステイなどを状況に応じて組み合わせることで、日中の介護負担を大きく減らすことができます。ケアマネジャーと相談しながら最適なプランを組みましょう。
5. 職場との円滑なコミュニケーション
介護による勤務調整が必要な場合、信頼できる上司や人事担当者に早めに相談することが大切です。介護が長期化するケースもあるため、継続的な対話がカギとなります。
6. 自治体の相談窓口や支援制度を活用する
市区町村には地域包括支援センターや介護相談窓口が設置されており、制度の情報提供や介護者同士の交流会なども実施されています。孤立せず情報を得る場として積極的に利用しましょう。
7. 自分自身のケアを忘れない
仕事と介護の両立は長期戦になりがちです。介護者が倒れてしまっては元も子もありません。定期的に息抜きの時間を設け、趣味や睡眠時間を意識的に確保しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 介護休業中の給与は出ますか?
A. 原則として無給ですが、一定条件を満たすと「介護休業給付金」が雇用保険から支給されます(最大67%)。
Q. 会社に介護のことをどう伝えたらよいですか?
A. 正直に状況を説明し、どのような支援制度を活用したいかを具体的に伝えるとスムーズです。人事や産業医の同席をお願いしてもよいでしょう。
Q. 兄弟姉妹がいる場合、分担はどうしていますか?
A. 親との距離や勤務形態によって役割分担するケースが多いです。「お金の負担」「時間の負担」などバランスを話し合うことが大切です。
まとめ
働きながら介護を続けることは簡単ではありませんが、制度や支援を上手に使えば、心身の負担を軽減しながら継続することが可能です。
- 制度(介護休業・時短・在宅勤務)を知る
- 介護サービス(マイナビあなたの介護
など)を上手に組み合わせる - 職場や家族とよく話し合う
- 自分のケアも忘れない
このような工夫を取り入れながら、自分らしい働き方と介護の形を探していきましょう。
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